フェア予約したいのに、ホテルとゲストハウスが選べなくて・・・
ネットで調べても、ホテルとゲストハウスって迷ってしまいますよね。
両方見に行くのも手ですが、時間も限られているもの。



少し絞れた方がスムーズに見学もできますよね。
両方の現場を知るからこそ、ゲストハウスが向いている人とホテルが向いている人の違いを、200組以上を担当した立場から話します。この記事を読めば方向性が決まり、フェアの予約にも迷わず動けます。
私は現在は式場にもホテルにも所属していません。
だからこそ、ゲストハウスの良さも、正直なデメリットも、ホテルと比べて包み隠さずお話しします。読み終えた時、おふたりにあった会場が少しでも見えてくれば嬉しいです。
この記事でわかること


この記事を書いた人
りん
元チーフウェディングプランナー/元ドレスコーディネーター。1日2組限定のハウスウェディング式場で200組以上を担当。現場を知る立場から、忖度なくお届けします。
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演出なら「ゲストハウス」、食事と安心を取るなら「ホテル」


想像してみてください。おふたりの挙式、披露宴は、親御様とご親族様のみですか?
それともご友人様や会社の方など、ご親族様以外のゲストも多数いらっしゃる予定でしょうか。
迷ったら、まずこの一覧を見てみてください。
| こんな二人は… | 向いている会場 |
|---|---|
| 自分たちらしい演出で、一生に一度を思いきり楽しみたい | ゲストハウス |
| 入口から会場まで、空間を自分たち色に飾りたい | ゲストハウス |
| 友人が中心で、わいわい楽しい雰囲気にしたい | ゲストハウス |
| 演出よりも、おいしい食事でゲストをもてなしたい | ホテル |
| 遠方・年配のゲストが多く、移動の負担を減らしたい | ホテル |
| 「ここで挙げたい」と憧れのホテルがある | ホテル |
ざっくり言えば、ゲストが友人中心なら「ゲストハウス」、親族・年配が多めなら「ホテル」が合いやすいです。
まずはここが大きな分かれ道です。



誰をゲストに呼ぶかを考えてみましょう。
ホテルとゲストハウス、7つの違い【早見表】


会場にはレストランや専門式場もありますが、いちばん多くの花嫁が迷うのが、ホテルとゲストハウス。
この記事はその2つに絞ってお話しします(レストランは別記事で詳しく)。
では、何がどう違うのか。大事な7つの軸で並べてみます。
| ホテル | ゲストハウス | |
|---|---|---|
| 雰囲気 | 格式があり、落ち着いた上品さ | アットホームで、自分たちらしく |
| 貸切感 | ロビーは他のお客様も。共有スペースあり | 建物まるごと貸切。入口から自分たち色に |
| おもてなし | 宿泊・食事まで丸ごとトータルで手厚い | 専属スタッフのあたたかいおもてなし(どちらも手厚い) |
| 準備・手配 | 式も宿泊も一か所で完結。個別手配いらず、忙しい二人にも楽 | 会場と宿泊が別。手配の手間がある |
| 年配者への配慮 | バリアフリーや移動距離に配慮しやすく、安心感が固い(一般的に) | 会場により段差や移動があり、配慮にひと工夫いる |
| 天候 | 館内で完結。雨でも安心 | ガーデン演出は天気に左右される |
| 費用 | 一人あたりは高めだが、見積りは読みやすい | 演出次第で積み上がりやすい(H2-5で) |
まとめてお願いできるの、助かる!
仕事が忙しいと、助かりますよね。



一か所でまとまる安心感は、大きいです。
ゲストハウスはその”手配の自由”がある分、ひと手間かかるんです。
ざっくり言うと——「自分たちらしさ・自由度」ならゲストハウス、「トータルの安心と楽さ」ならホテル。どちらもおもてなしは手厚い。タイプが違うだけです。
ホテルが向いているのは、こんな二人


ホテルは、「ゲストに無理なく、安心して過ごしてほしい」を一番かなえやすい会場です。次のどれかに当てはまるなら、ホテルが有力候補になります。



ホテルは、もてなしのプロです。
そしてもう一つ、見落とされがちなホテルならではの隠れた良さがあります。
それは、式のあとも”二人の思い出の場所”として戻ってこられること。
結婚記念日に泊まりに行ったり、レストランに食事に来たり——その日の幸せを、何年も先まで味わい直せます。


実は、私自身もホテルを選びました。ゲストハウスで働いていた私が、です。
選んだ理由は、まさにこれでした。老舗のホテルなら、いつか家族が増えたとき、また家族みんなで帰ってこられる場所になる——そう思えたんです。私の友人にも、都内の有名ホテルで挙げて、毎年の記念日に家族で泊まりに行っている二人がいます。
確かにそれも魅力的ね。
ゲストハウスが向いているのは、こんな二人


ゲストハウスは、「自分たちらしく、一生に一度を思いきり楽しみたい」を一番かなえやすい会場です。次のどれかに当てはまるなら、ゲストハウスが輝きます。



ゲストハウスの貸切感は、本当に最高です。
入口から自分たちの世界観で埋められる会場は、ゲストハウスだけ。
ここで、りんの正直な本音をひとつ。
実は私、自分が20代後半だったら、ホテルよりゲストハウスを選んでいたと思います。
みんなの前での演出も、あの頃なら「楽しい!」と思えたはず。でも30代になって、「演出はちょっと恥ずかしい。それより、ゆっくり過ごしたい」——そう感じるようになりました。



その時の気持ちで、正解が変わるんです。
良し悪しじゃなくて、今の自分がどっちにワクワクするか。そこが一番のヒントです。


実際に、ゲストハウスを選んで心から満足していた友人がいます。
彼女たちが選んだ理由は、「完全貸切で、自分たちの大切なゲストだけと、空間ぜんぶを過ごしたかったから」。選んだのは、リゾート風のゲストハウスでした。旅行が趣味の二人らしく、会場のあちこちに二人の思い出が散りばめられて、まるで旅先に招かれたような——その二人にしか作れない、本当に素敵なパーティでした。
“自分たちらしさ”を空間ぜんぶで表現したい二人には、ゲストハウスは最高の舞台になります。



これは、ホテルには出せない世界観。
ただ、ブライダル業界で働いていたからこそ、正直にお伝えしておきたいことがあります。
それは、「自由」に見えて、実は制限もあるということ。
提携業者が決まっていたり、進行の時間が区切られていたり、音や動線にルールがあったり。“飾れる自由”の裏側には、ひと手間とお金がかかる——次でくわしくお話しします。
知っておきたい、ゲストハウスで費用が膨らむ理由


まず、意外な話から。
式場で働いていた私から見た、ゲストハウスの費用の正体はシンプル。飾れる場所が多いほど、飾りたくなるから。
飾りたくなる…?どういうことですか?
ゲストハウスは建物まるごと貸切。
だから——エントランス、階段、ガーデン、受付まわり、チャペルの前。どこも「ここも素敵にしたい」と思える場所なんです。
そして装花や演出を足すたび、見積もりは静かに積み上がっていきます。



飾れる場所が多いほど、追加したくなります。
自由度が高いとメリットもありますが、まずは知っておくことが大事です。
抑えるコツは「自前でできる演出」を知ること
ただし、全部がお金のかかる演出ではありません。
たとえば、エントランスにアメ車を飾る演出。実際にされたおふたりがいらっいました。
式場や業者に手配すると高くつきますが、知り合いのものを自前で用意できれば、費用はぐっと抑えられます。
「お金がかかる演出」と「工夫で抑えられる演出」を分けて考える——これだけで、総額は大きく変わります。
「最初の見積もりが安い」ときほど要注意
もう一つ、元プランナーとして正直にお伝えしたいこと。最初に出てくる見積もりは、最低限の装花・演出で作られていることが多いです。
だから安く見える。
でも実際に「ここも飾りたい」を足していくと、最終的にぐっと上がる——これはゲストハウスに限らず、式場あるあるです。



最初の見積もりは、スタート地点。
ゲストハウスに限らず、結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研・2026年1月公表)では、式場全体で最初の見積もりから平均+75.3万円増えて、総費用の平均は298.6万円になっています。
見積もりが上がる仕組みは、こちらでくわしくお話ししています。


ホテルも、油断すると上がります(正直な話)
「じゃあホテルなら安心?」というと、そうでもありません。ホテルにはホテルの、費用が上がるポイントがあります。



知っていれば、ちゃんと防げます。
フェアに参加した際、追加の可能性がある場所をしっかりと聞いてきましょう。
どちらを選んでも後悔しないための、正直な注意点


「素敵!」で決める前に、知っておいてほしい落とし穴があります。両方、正直にお話しします。
ゲストハウスの注意点



引き算も、大切にしてくださいね。
ホテルの注意点
ほかの花嫁さんと会うことも。



見学で必ず聞いてみてください。
見落としがちな「親御様目線」
もうひとつ。親御様が安心する会場と、友人が喜ぶ会場は、違うことがあります。
誰に一番、気持ちよく過ごしてほしいか——ここを二人で話しておくと、後悔がぐっと減ります。
元プランナーなら、こう決めます


ここまで読んで、まだ迷っていても大丈夫。
決め方はシンプルです。この3つを、二人で話してみてください。



最後は、ワクワクで選んでください。
迷ったら、両方見てから決めていい
どちらか一つに絞れなくても、大丈夫。気になる方から見学して、心が動いた方を選べばいいんです。両方見てから決めても、まったく遅くありません。
大事なのは、人気や世間体ではなく、二人の「こうしたい」。それさえ見失わなければ、どちらを選んでも後悔はありません。



おふたりの優先順位が、大切ですね。
見学では、見積書より「ここ」を見てください
ウエディングプランナーだった私が、見積書の金額より先に見てほしいポイントです。
何件も見に行くと、自然と気になってくるポイントです。



差が出るのは、地味な部分なんです。
初回の見学から意識しておくと、後々比較しやすくなります。
\ 気になる会場から、見学してみる /
優先順位をつけてみましょう


ホテルとゲストハウス。どちらが上ということはありません。
ゲストハウスで働いていた私が、自分の式はホテルを選んだように、「どっちも知っている人」でも、選ぶのは自分の優先順位です。
あなたの「こうしたい」を大切に選べば、後悔はありません。



迷う時間も、結婚式準備の幸せな時間。
二人でたっぷり話して、決めてくださいね。
まずは、”自分たちに合う会場”を、プロと一緒に絞り込んでいきましょう。
希望の雰囲気・人数・エリアを伝えれば、ホテルもゲストハウスも含めて、条件に合う会場を一緒に絞ってくれます。
見学の予約まで任せられて、安心!まずは無料相談から、おふたりの「こうしたい」を整理してみませんか。
\ 店舗・オンライン・LINE・電話で相談 /
あわせて読みたい
ゲストハウス(一軒家貸切)の魅力と注意点を、もう一歩くわしく知りたい方へ。


「最初は安いのに上がる」見積もりの仕組みは、こちらで。


何にいくらかかるか、どこを削れるかの全体像はこちら。





一緒に、後悔しない準備を進めていきましょう。
わからないことだらけで当然です。私も現場で、たくさんの花嫁さんの「知らなかった」を見てきました。
このブログが、その「知らなかった」を少しでも減らせたら嬉しいです。





