試食会って、正体がわからなくて……
行ったことがないなら、身構えてしまうのも当然です。
試食会の中身を先に知っておけば、身構えずに、むしろ楽しみに変わります。
200組以上のお客さまをお迎えしてきて分かったのは——「試食会」は式場によって中身がまったく違うのに、それを教えてくれる記事がほとんどないということ。
この記事を読めば、無料か有料か、量はどのくらいか、親と行ってもいいか——気になることが全部わかって、「行く/行かない」を自分で決められるようになります。



知っているかどうかだけで、当日の気持ちがぜんぜん違いますよ。
この記事でわかること


この記事を書いた人
りん
元チーフウェディングプランナー/元ドレスコーディネーター。1日2組限定のハウスウェディング式場で200組以上を担当。現場を知る立場から、忖度なくお届けします。
運営者プロフィールを見る →
試食会って何をするところ?


ブライダルフェアの試食会は、結婚式で提供する料理を、実際に食べて確かめられる場です。
写真やメニュー表だけでは、味も量も、正直わかりません。
見た目だけじゃ、わからないです……



ですよね。実際に食べてみるのがおすすめです。
会場によって、味・盛り付け・スタッフの対応まで、はっきり差が出ます。
試食会に参加すれば、パンフレットには載っていない「本当の実力」が見えてきます。
実は、この試食会には大きく分けて2つのタイプがあります。
試食会には実は2種類ある


試食会とひとくちに言っても、実は「いつ参加するか」で中身がまったく変わります。
①成約前の試食会は、ブライダルフェアに組み込まれた、式場選びのための味見です。無料で行っている式場もあります。
来館特典として、「試食券」という形でこの味見がもらえる式場もあったりするのではないでしょうか。
②成約後の試食会は、その会場で結婚式を決めたあとに用意される、「お食事会」です。有料である場合もあり、会場によって異なります。
決めた後にも試食があるんですか……!?



はい。当日と同じフルコースが楽しめるんです。
ドリンクも、当日提供するものの中から実際に選べます。
つまり②は、単なる味見ではなく、当日のメニューを決めるための場でもあります。
式場見学の質問でもよく聞かれる「試食と本番で、内容は同じか」——ここまでの2つの試食会を知っていれば、当日さながらの試食会は、同じであるとわかります。
実際は同じでも、熱々のお料理が食べられるのは、試食会でのみ。披露宴の時は、食べられてもほんの少しであることが多いです。
なので、少人数での家族婚を選んだ私でさえ、同じ料理でもなんだか違うような気持ちになりました。


なぜ式場によって無料/有料が分かれるのか


成約前の試食会が無料になりやすいのは、式場を選んでもらうための”体験”だからです。
一方、成約後の試食会が有料なのには、はっきりした理由があります。
当日と同じ品数・同じ量のフルコースを、実際に用意するからです。
有料って聞くと、ちょっと身構えちゃいます……



ちょっと豪華なディナーと思って、楽しんでみてください!
前菜からデザートまで、本番さながらの一食分。
決して安い体験ではありません。
「結婚式当日は、私たちふたりとも料理を食べる時間がほとんどありません。だからこの試食会で、ゆっくり食べられてよかった」——後日、そう話してくださったおふたりがいました。
当日は、ご挨拶やお色直しであっという間に時間が過ぎてしまうもの。



この機会に、ゆっくり味わってほしいんです。
すべての式場にあるとは限らない
ただし、すべての式場に「成約後の試食会」があるわけではありません。
成約前のフェア試食会も、用意している式場もあれば、していない式場もあります。
成約後の試食会があるかどうかは、ブライダルフェアのときに聞いておくと安心です。
見学のときに、聞いてみればいいんですね!
「本番前に、お食事を楽しめる機会はありますか?」と聞くだけで大丈夫です。
料理以外にも確認できること
しかも、成約後の試食会で確認できるのは、料理だけではありません。
会場も披露宴会場で行うので、当日ゲストの雰囲気が味わえるメリットが。
会場の装花やテーブルコーディネートも、実際に合わせて見られます。
結婚式のイメージ作りの参考になりそう!
演出体験ができる会場であれば、披露宴当日の演出を検討する場も兼ねています。
つまりこの試食会は、味を見るだけの場ではなく、当日をまるごとイメージするための場なんです。
有料でもちょっともったいない・・・と思わずに、試食会は行けたら行くのが、絶対おすすめです。
試食の量はどのくらい?


成約前のフェア試食は、式場によって量に差があります。
ワンプレートで数品を少しずつ盛り合わせるところもあれば、前菜からデザートまで一通り出すところもあります。
一方、成約後の試食会は、当日と同じフルコース。私が働いていた会場では、品数も量も、本番とほぼ変わりませんでした。また実際に家族婚として選んだホテルでの試食会も、当日と変わらない内容でした。
成約前の試食だけじゃ、わからないんですね……
フェアの試食は「味の方向性」を知る場、成約後の試食会は「結婚式当日の決定の目安」を確認する場。
それぞれ目的が異なります。



両方ある場合は、どちらも楽しんでみてくださいね。
親・家族と一緒に行ってもいい?


試食会は、ふたりだけで行くもの、と思われがちです。
でも実際は、新婦とお母様で参加されるケースも珍しくありません。
現場の感覚では、10組のうち1〜2組ほど、親御さんと一緒にいらっしゃいます。
母を連れて行っても、変な目で見られたりしませんか……?



実際に食べていただくと、安心されるんです。
「この式場でいいの?」という親御さんの気持ちが、すっと軽くなる場面を何度も見てきました。
両家親御様とご新郎様、ご新婦様とフルで揃って、お見えになった方もいらっしゃいました。参加の形は人それぞれです。
自分が行けるタイミングで、行ける方とご一緒してみてくださいね。
試食目当てで行ってもいい?


結論からいうと、試食目当てでブライダルフェアに参加しても問題ありません。
式場側も、来館のきっかけが試食であることは、十分承知しています。
特典や試食が目当てだと、気が引けてしまって……



気にしなくて大丈夫ですよ。
むしろ「試食を通して式場を知る」のは、正しい使い方です。
ただし、特典・試食全体の受け取り方やマナー面で気をつけたいポイントは、こちらで詳しくまとめています。


参加するときの流れ・チェックポイント


試食会は、事前予約制のところがほとんどです。
フェアの試食は1〜2時間程度、成約後の試食会はフルコースの分、2〜3時間ほど見ておくと安心です。
チェックしたいのは、味そのものだけではありません。
| チェック項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 味 | 素材の質・味付けの好み |
| 盛り付け | 写真映え・季節感 |
| 温度 | 冷菜は冷たく、温菜は温かいか |
| スタッフの対応 | 説明の丁寧さ・気配り |
| ドリンクの選択肢 | 当日実際に選べる範囲 |
成約後の試食会は、味の合否判定の場ではなく、当日のメニューを決める実務も兼ねています。
服装は、きれいめカジュアルで十分です。
予約が取れるなら、ぜひ参加してみてください。



非日常として、楽しんでくださいね。
試食会は、味を確かめるだけの場じゃない


試食会は、味を確かめるためだけの場ではありません。
成約前は式場選びのヒントに、成約後は当日をまるごとイメージする場に——参加するたびに、意味が変わっていきます。
試食会、ちょっと楽しみになってきました!



みんな最初はドキドキしています。大丈夫ですよ。
結婚式当日は、おふたりとも料理を味わう余裕がほとんどありません。
だからこそ、この機会を、思いきり楽しんでくださいね。
まず「どの式場に行けばいいか分からない……」そんなときは、ハナユメでフェアをまとめて探せます。
希望や予算を伝えると、条件に合う式場のフェアを提案・予約までサポートしてくれる無料サービス。”今日決めなきゃ”のプレッシャーもなく、自分のペースで進められます。
気負わずデート感覚で行ってみてくださいね。
\ 店舗・オンライン・LINE・電話で相談 /
あわせて読みたい
「そもそも、フェアって何件くらい回るもの?」という方へ。


試食会つきフェアに何を着ていくか迷ったら、こちらをどうぞ。


「もし気に入らなかったら、どう断ろう」が不安な方は、こちらも。





一緒に、後悔しない準備を進めていきましょう。
わからないことだらけで当然です。私も現場で、たくさんの花嫁さんの「知らなかった」を見てきました。
このブログが、その「知らなかった」を少しでも減らせたら嬉しいです。

